Pythonで実数と複素数の絶対値を表す
2023.02.18
Python では数の絶対値は abs で求めます。整数だけでなく小数や分数の絶対値も求まります。
a = abs(3)
b = abs(-5)
c = abs(1.8)
d = abs(-7.9)
e = abs(1 / 2)
f = abs(-4 / 5)
print(a) # 3
print(b) # 5
print(c) # 1.8
print(d) # 7.9
print(e) # 0.5
print(f) # 0.8
整数になる分数の絶対値
x = -10 / 5
print(x) # -2.0
print(type(x)) # <class 'float'>
y = abs(x)
print(y) # 2
print(type(y)) # <class 'int'>
x は -2 ですが、分数で表記されているため float 型になります。その絶対値もまた float 型です。
Python で複素数の絶対値を表す
複素数の虚数は j で表します。例えば 3+4i は 3+4j とします。Python の複素数は表記が独特です。
a = abs(3 + 4j)
b = abs(1 + 1j)
print(a) # 5.0
print(b) # 1.4142135623730951
複素数の絶対値は整数であっても float 型で返ります。