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Pythonのf-strings(文字列):変数と関数を文字列に埋めこむ

最終更新日 2023.02.18

Python の文字列は f をつけると特殊な操作が可能になります。この状態になった文字列を f-strings といいます。まずは変数を埋めこんでみましょう。

a = 'iPhone'

x = f'I have an {a}.'

print(x)
# I have an iPhone.

x は f がついているので f-string です。中に変数 a が埋めこまれています。a の実体は iPhone なので x は I have an iPhone. という文字列になります。

f-strings は関数も埋めこめる

Python の進化はまだ終わりません。f-strings には関数も埋めこむことができます。

def add(n: int):
    return n + 1


x = f'I am {add(3)} years old.'

print(x)
# I am 4 years old.

文字列の中に add が入っています。JavaScript のテンプレート・リテラルに近い構文です。