CentOS7にGitの最新バージョンをインストールする(2018年版)
2023.02.18
CentOS7 に最新バージョンの git をインストールする手順です。
結論
sudo yum remove git
sudo yum -y install curl-devel expat-devel gettext-devel openssl-devel zlib-devel
sudo yum install cpan
cd /usr/local/src/
sudo wget https://www.kernel.org/pub/software/scm/git/git-2.16.2.tar.gz
sudo tar xzvf git-2.16.2.tar.gz
cd git-2.16.2
sudo make prefix=/usr/local all
sudo make prefix=/usr/local install
以降は説明になります。
古いバージョンをアンインストール
sudo yum remove git
git のインストールに必要なパッケージをインストールする
sudo yum -y install curl-devel expat-devel gettext-devel openssl-devel zlib-devel
おそらくここまでは普通のサイトにも書いてありますが、最新の CentOS と git では cpan というパッケージもインストールする必要があるでしょう。
sudo yum install cpan
これがない状態で進むと、最後の make でエラーが出ます。
最新の git をダウンロードする
ダウンロードする前に
cd /usr/local/src/
でカレントディレクトリを移動します。そして最新バージョンをダウンロード。2018年3月時点で最新は 2.16.2 になっています。
sudo wget https://www.kernel.org/pub/software/scm/git/git-2.16.2.tar.gz
ダウンロードが終わったら解凍する。
sudo tar xzvf git-2.16.2.tar.gz
インストール
解凍先のディレクトリに移動します。
cd git-2.16.2
要するに今は /usr/local/src/git-2.16.2/ というディレクトリにいるわけです。これで
sudo make prefix=/usr/local all
sudo make prefix=/usr/local install
でインストールします。
バージョン確認
git --version
# git version 2.16.2
バージョンが確認できました。